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犬猫のマイクロチップ義務化とは?ペットへの負担と費用について①

2022.09.01 スタッフブログ

動物園に行ったら猿山の前に3時間は居られる。

 

どうも、私です。

 

動物園に行く時、皆さんのお目当てはどんな動物ですか??

私は断然“猿”です。

大きな猫ちゃんであるライオンやトラも捨てがたいのですが、やはり猿山ですね。

ずーっと見て居られます。時間が許すなら3時間でも4時間でも。

いつか一人で動物園に行って、朝から晩まで猿山の観察をしてみたいと思います。

 

さて、本日はそんな動物に関するお話。犬猫のマイクロチップ義務化とは?ペットへの負担と費用についてをご紹介。

※たぶん猿にはマイクロチップ装着義務は無いと思われます。

 

マイクロチップの有効性

本日9月1日は防災の日です。

防災について考える時、真っ先に思い浮かぶのが避難の際に持ち出す物ではないでしょうか?

※防災を意識した家づくりについては、以前の記事にてご紹介をしておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい(*´∀`人)

 

ペットと一緒に暮らしている方なら、自分たちの防災グッズとともに、ペットの食糧や生活用品の持ち出しも考える事になったり、そもそも避難所には動物は連れて行けないから、避難せずに自宅で過ごす事を選択する場合もあるのではないでしょうか?

 

そんな災害時、人間も心細く、突然の事に動揺してしまいますが、ペットの皆さんもきっと突然の非日常に動揺するでしょう。

 

大事な我が子(うちの場合は猫)が動揺して、家を飛び出したりしたら…もう考えるだけで恐ろしいです(ノД`)・゜・。

 

東日本大震災時、とある自治体で保護された犬や猫のうち迷子札をつけていた犬・猫の飼い主との再会率は100%なのに対し、首輪のみの場合の再会率は犬0.5%、猫0%だったそうです。

 

そんな大事な我が子と離れてしまった時マイクロチップがあったなら、読み取り機がある事が前提とはなってしまいますが、再会率は格段に上がる事になるはずです。

 

マイクロチップはなぜ義務化された?義務化施行日は?

2019年6月12日に決定された犬・猫のマイクロチップの義務化を含めた動物愛護法の改正は2022年6月1日から施行されました。

 

義務化の背景となったいくつかの要因としては以下のものがあります。

 

・飼い主不明による殺処分を減らすため

犬や猫の殺処分数は年々減少していますが、それでも年間何万という数の子たちが殺処分されています。

飼い主のもとに戻れれば、殺処分の数を減らせることから、マイクロチップの必要性が高まったのでしょう。

 

・脱走による迷子や災害時の身元確認が目的

前述の災害時の場合や、平常時でも脱走してしまって迷子になる子は多く、保護された犬や猫で飼い主が見つかったのはごくわずかです。

 

・正解的にマイクロチップの義務化が進んでいるため

フランスやスイス、ベルギー、オーストラリアなどでは、犬のマイクロチップ装着が義務化されています。

 

ペットと一緒に日本に来る際にも証明書を提出しなくてはならない他、日本から海外へ行く場合でも、マイクロチップ装着を義務としている諸外国もあるのです。

 

マイクロチップの義務化で何が変わる?

犬・猫のマイクロチップの義務化が施行されると、以下のような変化が起きます。

 

・ペットショップにいる子たちはすでにマイクロチップ装着済み

動物取扱業者には、販売する犬・猫のマイクロチップの装着が義務づけられます。

 

そのため法律が施行されると、すでにマイクロチップを装着された犬・猫が販売されることになるため、飼い主はマイクロチップのデータの登録変更を行わなくてはなりません。

 

・もらったり拾ったりいた場合は“努力義務”が課される

ペットとなる犬や猫の入手ルートは、必ずしもペットショップだけではないですよね。

 

仮に、友達や知人からもらったり、捨てられている子を拾ったり、野良を保護してそのまま飼ったりした場合は、マイクロチップを装着するよう努力義務が課されます。

 

これは「絶対装着してね!」ではなく「やった方が良いけど、どうするかは飼い主の判断に任せます」ということです。

 

すでに飼っているペットにもマイクロチップを装着しないとダメ?

すでに飼っている犬や猫にマイクロチップを付けるかどうかですが、結論から言うと「装着しなくても大丈夫」です。

 

もらったり、拾ったりしたときと同様に、努力義務が課されるのみとなっています。

 

法律が施行された今、マイクロチップの埋込はブリーダーに飼われている間になされることになります。

 

販売される期間が49日(生後7週間)から56日(生後8週間)に引き延ばされたので、その間にマイクロチップが装着されるというわけです。

 

その時点で所有者情報が環境省のデータベースに登録されるのですが、もしもペットショップなどから新しくペットを迎え入れた場合、私たちは「飼い主が変更になります」という登録義務さえ行えば問題ありません。

 

なお、自宅で子犬や子猫が生まれた場合で、マイクロチップを装着するなら、最初にワクチンを打つ生後50日ほどが望ましいでしょう。

 

マイクロチップを装着しなかったら罰則はある?

前述でも述べましたが、マイクロチップの装着はブリーダーに飼われている間になされることになります。

 

つまり、私たちが違反により罰則を受けることはあり得ないというわけです。

 

ただし、違法ルートで手に入れた犬・猫の場合はこの限りではありません。

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

本日は、マイクロチップの必要性や有用性についてをご紹介いたしました。

 

ここまで聞くと「あー、じゃあうちの子にも装着してあげた方がいいのかなー?万が一があったら大変だし…」と思う人も少なくないと思います。

 

そこで次回は、マイクロチップの具体的な機能や費用、手続きなどをご紹介したいと思います。

 

メリットがあるという事はデメリットも併せて考えなければなりません。

メリット・デメリットを総合して考えた時に、どう判断するか。

それは人それぞれだと思います。

 

 

 

※一部いえらぶコラムより引用

 

 

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