住宅のこと

エコな家にするための工夫とは?

2022.02.26 住宅のこと

「エコな家に興味がある」「エコな家を建てたい」と考えていらっしゃる方は年々増えています。

社会的要請もあいまって、エコな家への関心は近年さらに高まっており、国としても省エネ住宅で補助金を受けられる制度を整備しています。

今回は、エコな家を作るメリットや、エコな家を作るための工夫、そして是非使いたいエコな家に関する補助金についても解説します。

 

◇エコな家に住むメリットは?

エコな家に住むメリットは、社会的要請以外にも実はさまざまなものが挙げられます。

そのうちの一つとして、「健康リスクを減らす」というメリットがあることはご存じでしょうか。

たとえば、エコな家に住むと、以下のような健康リスクを減らすことができます。

・高断熱・高気密性能の家はカビ・ダニの発生を抑制する

・家のなかで室温差が10度以上あると血圧が上昇するが、そのリスクを抑制する

高断熱・高気密などの省エネ対策が施されているエコな家に住むと、暖房代などを抑制し家計に優しいことはもちろんですが、健康リスクを減らすことにもつながるのです。

エコな家は、地球にも、家計にも、体にも優しいのですね。

 

◇エコな家にするための工夫

それでは、エコな家にするためにはどのような工夫があるのでしょうか。

実際の工夫の事例をもとに、「創エネ」「省エネ」の観点からご紹介していきます。

 

<創エネの工夫>

①太陽光発電

家でエネルギーを作る設備としてもっとも代表的なものは、太陽光発電です。

太陽光発電パネルを戸建ての屋根の上に設置し、太陽光を利用し電気を発電することができる設備です。

とくに、太陽光発電と相性が良いのはオール電化の設備で、自らの太陽光発電の設備で作った電気を自家消費しやすくなります。

また、自分の家で使うエネルギーを太陽光発電で作るだけでなく、余った電気は電力会社に売ること(売電)もできるため、家計にも優しいことも特徴です。

 

②エコキュート

エコキュートとは、再生可能エネルギーを活用した給湯器のことです。

空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす給湯器で、従来の電気給湯器の1/3のエネルギーでお湯を沸かすことができる、エコな給湯機です。

 

<省エネの工夫>

①光を採り入れる工夫

光を多く採り入れることで、照明にかかるエネルギーを減らすことができます。

そのために、一番効果的なのは、窓の大きさや位置を工夫することです。

ただ、大きければ大きいほど光を採り入れることができる反面、その分熱も外に逃げやすくなってしまいます。

窓の大きさ、位置、部屋の方角などを考慮したうえで設計する必要があります。

また、採光カーテンを活用することで、光を最大限採り入れながら、外からの視線を防いだり直射日光を防いだりとカーテンの機能も果たすことができます。

 

②冷暖房の使用を最大限抑える工夫

冷暖房を使わずに済むことで、環境にも家計にも優しい家になります。

そのためには、まずは、空気の通り道を作ることはとても大切になってきます。

たとえば、北と南、東と西といったように対極となる場所に窓を設置していると、空気の通り道ができて、家の中を涼しく保つことができます。

また、暖かい家を作るためには、断熱性の高い外壁、窓ガラスを使うことも重要です。

高断熱の素材を使うことによって、室内の気温を快適に保てるのです。

さらに、高気密・高断熱の家だとどうしても空気がこもりやすい傾向がありますが、高性能な換気システムを設置することも大切です。

ほかにも、壁の素材を工夫することで、一年間を通して湿度を調整することができ、カビやダニの発生を防ぐことにつながります。

 

 

 

 

まとめ


以上、エコな家に住むメリットや、エコな家にするための工夫、ついてご紹介しました。

エコな家は環境だけでなく、家計にも健康にも良いことが特徴です。

太陽光発電や、間取りや断熱材などを工夫しエコな家を新築もしくはリフォームすることでランニングコストを抑えることができ、また、補助金もうまく活用できればさらにお得にすることができます。

エコな家に興味がある方は、是非ご参考にしてみてくださいね。

 

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