家づくりを土地探しからはじめる方。

「何坪の土地を探せばいいの？？」と迷う方もいるかと思います。

正直、坪数ってピンとこないし、狭いより広い方がいいのかな？

友達が80坪を買ったみたいだし、うちも80坪ぐらいかな？

このような理由で坪数を決める方が多いようです。

でも、土地は大きくなれば金額が高くなるし、維持費も高くなります。自分に合った土地の大きさを見つけることが重要です。

 

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◆土地の金額

例えば、探している地域が「坪8万円」が相場の地域だった場合。

土地の金額を算出する計算式は「大きさ×坪単価」で計算されます。

60坪×8万円＝480万円

80坪×8万円＝640万円

100坪×8万円＝800万円

このように土地が大きくなれば比例して土地の金額も高くなります。

大きい土地を買って予算オーバーしても意味がありませんよね。

◆土地の固定資産税

固定資産税は土地が大きくなれば、課税金額も高額になります。

土地は、「何も建築されていない宅地」は結構な課税額になります。

しかし、住宅用地になると軽減措置を受けることができます。

この軽減措置も土地の「大きさ」によって変わります。

・小規模住宅用地⇒200㎡以内であれば固定資産税が1/6に軽減されます。200㎡を越える土地でも1/3の軽減を受けることができます。

200㎡⇒約60.5坪。

60坪以内だと固定資産税も安くなるので土地の大きさの判断基準にしてみるのもひとつの案です。

 

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国土交通省では、「これくらいの広さがあると快適に暮らせる」という住宅面積の目安（誘導居住面積水準）を発表しています。

～一戸建てで快適に暮らすために必要な広さの目安～

・世帯人数が3人の場合は100㎡⇒約30坪

・世帯人数が4人の場合は125㎡⇒約38坪

・世帯人数が5人の場合は150㎡⇒約45坪

・世帯人数が6人の場合は175㎡⇒約53坪

・世帯人数が7人の場合は200㎡⇒約61坪

 

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◆では、60坪、80坪、100坪の土地に上記の世帯人数4人の場合の38坪の2階建てのお家を建てたイメージをしてみましょう。

　　敷地面積100坪　＝　建坪19坪　+　カーポート（車2台分）9坪　+　庭72坪

　　敷地面積80坪　＝　建坪19坪　+　カーポート（車2台分）9坪　+　庭52坪

　　敷地面積60坪　＝　建坪19坪　+　カーポート（車2台分）9坪　+　庭32坪

◇38坪でできる間取り

1階・2階を合わせた延床面積は38坪。1坪は約2帖なので、1階38帖、2階38帖の住まいをつくることができます。

例）1階に20帖のLDK、6帖の和室、2階に6～8帖3部屋、ウォークインクローゼットなど収納スペースもゆとりをもって設計できる広さはあります。

 

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最後に・・・

必要以上に広い土地は必要ないと思います。

夏になれば雑草もはえるし、冬は除雪が必要だし、外構費も掛かるし、固定資産税はかかるし、やっぱり管理していくのは大変だと思います。

自分たち家族には何坪必要なのか？？

この部分を把握してから土地探しを始めてみるのはいかがでしょうか？

 

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