スタッフブログ

大工と鬼六~日本昔話~

2021.10.19 スタッフブログ

【大工と鬼六】あらすじ

大雨が降るとすぐに橋が流されてしまう川があった。

困った村人たちは相談して橋造りの名人の大工に頼むことにした。大工が流れの速い川を眺めていると、川から鬼が現れて、目ん玉をよこせば立派な橋を架けてやるという。翌日大工が川にいくと、既に橋は半分できあがっていた。鬼は目ん玉をよこせば残り半分をつくってやると言うが、さすがに大工はうんと言えなかった。

また翌日川に行くと橋は完成しており、鬼が現れて、わしの名前をあてることができれば、目ん玉を諦めてやると言った。大工は家に帰ってからずっと考えていたが、どうしても名前がわからない。その時、隣の部屋でおかみさんが子どもに子守歌を歌っているのが聞こえた。「ねんねこ、ねろってばや。鬼にも名前はある。ねろってばや。はよねた子には、鬼六が目ん玉持ってやってくる。」

鬼の名前がわかった大工は翌日鬼にお前の名前は鬼六だ!と言うと鬼は姿を消してしまった。鬼六の架けた橋はどんな大雨でも流されることはなかった。

 

 

 

 

 

 

鬼にしてみれば、自分の腕や知識を活かせること、またそれを大工が感心してくれることが喜びだったのではないでしょうか。誰にでも、他人に認められたいという承認欲求はあるもの。

つくったものに自分の名前が刻まれるということはまずありませんが、心血を注いで完璧に仕上げた作品を、自分の仕事だと誰かに知ってもらいたい。それほどの気持ちで日々作業にあたっているのが職人であります。

 

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